用語集 取引履歴
取引履歴とは
借入や返済の記録(日付、金額、利率など)を一覧にしたものを取引履歴といいます。
貸金業者は取引履歴の開示義務を負っているので、過払い金請求時には、開示請求を行い、全取引履歴を取得します。
従って、過払い金の請求時に、借り入れや返済の書類が残っていなくても問題ありません。
(残っている資料は、提示した方がいいです。開示された情報が正しいかどうか、答え合わせにもなるので。)
取引履歴の様式
過払い金請求を行っていると、取引履歴という言葉が頻繁に発生するので、取引履歴というものが全国共通のデータのように思えたりしますが、実は決まった要式というものなく、貸金業者ごとに異なっています。
コンピューターの世界で、何か処理が行われる毎にログを取得する場合があります。
取引履歴はまさにログであり、ログにも様々なフォーマットが存在するように、取引履歴にも各社ごとに様々なフォーマットがあるようです。
取引履歴の項目
前述した通り、取引履歴には様々なフォーマットがありますが、以下のような項目で構成されているはずです。
・借入または返済を行った年月日と金額
・貸付利率
・利息計算の期間と発生利息
・延滞金の有無や延滞損害金額
・元本充当額と貸付残高
取引経過について
取引経過とは、取引履歴と同じ意味です。