借金の利息の計算方法
借金の利息の計算方法は簡単
キャッシングなど借金をすると、大抵の場合、利息を支払わなければなりません。
あえて説明するほど面倒なものでもないし、みんな知ってることかもしれませんが、知識を確認する意味で、ここに書いてみます。
利息の計算方法は、細かいことを言い出すといろいろありますが、とりあえずざっくりと計算出来ればいいのでは、と思います。
計算式
利息 = 利用残高 × 年利 ÷ 365 × 利用日数
※ 元利均等方式での金利計算例
実際の借入れでは、営業日数の相違、端数調整などにより若干異なる。
100万円を年利10%で借りた場合一か月(30日)にかかる利息は
100万円 × 0.10 ÷ 365 × 30 = 8219 円 ということになります。
或いは、もっとざっくりに
利息 = 利用残高 × 年利 ÷ 12
概算になってしまいますが、私はこんな感じで暗算します。
年利は1年間にかかる利息の割合なので、12で割れば、月の利息が計算出来ます。
こちらの計算式ですと
100万円 × 0.10 ÷ 12 = 8333 円ということになります。
100円ほど違いますが、概算なので誤差の範囲だと思います。
利息は必ず計算しよう
さて、いずれにしろ、その気になれば利息は、簡単に計算出来ますが、キャッシングに慣れてしまったり、多重債務状態になってしまうと、計算しなくなる人も多いのでは。
借金の悩みで、そこまで気が回らない、ということもあるでしょうし、現実を直視したくない、という部分もあるかもしれません。
ですが、借金をしたら、どんな状況であれ、どれだけの利息がかかるのか、計算した方がいいのです。
利息なんて、借りたお金の額を考えたら、大したことない、と思いたいところですが、ちゃんと計算すると、思った以上に負担は大きく、勿体ないと思うはずです。
だから、本当は、借りる前に計算した方がいいんですが、お金に困って、貸してくれるところなら、どこでも!の気分になっちゃうと、なかなか難しいんですよね。
私が借金していたころの話
私が借金生活していた頃は、金利が29.2%の時代でしたから、返済も本当に大変でした。
(もっとも、その分だけ、過払い金が多く戻って来た、ということにはなります。)
借金の残高は平均して500万ぐらいありましたので、毎月の利息だけで12万円になります。
稼いだお金のうち12万円は、利息だけで消えてしまっていたのです。
当時はそういう状態でしたから、気持ちも荒んでいたのでしょうか。
お金の使い方もかなり乱暴で無駄遣いが多かったです。
今は、銀行の時間外手数料で108円取られるのが勿体なくて、時間内に間に合わせようと、ATMまでダッシュで走ったりします。
かと言ってケチになったわけでもなく、ここは使うところだなあ、と思えるところには、どんとお金を使います。
自転車操業が始まると、財布の中のお金が、自分で稼いだお金なのか、借金したお金なのか、だんだんわからなくなって来るんですね。
返しては借りるの繰り返しですし、最終的には、自分は自分の稼いだお金ではなく、借金で生活している、と思っていました。
その後、弁護士さんに過払い金の請求をしてもらった結果、債務が無くなって、財布の中のお金が、全部自分で稼いだお金だ、と思えたときの気持ちよさは、今でも覚えているし、まだ続いています。
おっと、脱線してしまいました。
今日は、意外にも軽視されがちな利息の計算について書いてみました。
利息は必ず計算しよう!